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こんにちは!調布の美容室 パッセージ調布北口店 山下です。
今週は「炭水化物・糖質」についてです!
減量の為に、3大栄養素である、タンパク質、脂質、炭水化物をとにかく抜く!という方もいらっしゃると思いますが、あまり極端なのはオススメできません。何事もバランスです。
まず、ダイエットする時、炭水化物=糖分を抑えがちになりますが、脳の活動エネルギーは糖の為、糖分の抜きすぎにはよくありません!
しかし、ケトン体がブドウ糖の代わりになり、糖質が少なくても脳には問題がないと言う話もありますので、詳しくは後日書いていきます。
厚生労働省の『日本人の食事摂取基準」によりますと、1日にどの位の糖質を取るべきかについては、総エネルギー取得量の50~65%と言われています。
30~40代のデスクワークの女性の場合は、エネルギー摂取量が1750kcalですから、(糖質は1g=4kcal)218g〜284gという事です。
白米一膳(150g)には55gの糖質が含まれていますので、ご飯で言ったら3.9杯~5.1杯です。
この数字は、体の大きさや、生活状況によって変わりますので、皆さんそれぞれに計算してみてください。
美容的な話では、糖質を摂りすぎると肌のハリがなくなると言われています。
過剰な糖質がタンパク質と結びつくと終末糖化産物という有害物質が作られるのですが、この物質はコラーゲン組織を壊してしまいます。
その結果、肌の弾力が無くなって、実年齢よりも老けて見える原因になります。
コラーゲンは肌だけではなく、骨にも存在していますので、骨粗鬆症にも気を付けてください。
最悪、肌だけであればいいですが、終末糖化産物は血管にも悪い影響を及ぼし、動脈硬化の原因にもなります。
だからと言って、過剰な糖質制限をしてしまうと、腸内環境を整える働きや、お肌に必要な「ヒアルロン酸」を作るのにも糖質は必要ですので、便秘と肌荒れが起きてしまいます。
以上の理由から、糖質制限を考えている方は、1日100g(白米2膳弱)の糖質は取った方がいいと言われています。
糖質の多い食べ物は、「ご飯・麺・パンなどの穀類」「芋類」「果実類」「根菜類」
米や小麦粉を使用した主食は基本的にかなり高糖質。またトウモロコシを使用したコーンフレークや小麦粉・パン粉などの粉類、果物類も高糖質なので注意が必要です。
糖質の少ない食べ物は、「肉類」「魚介類」「卵」「チーズ(砂糖を使用して無い物)」「海藻類」「きのこ類」「葉野菜」となっています。
糖質は、摂りすぎると成人病や肥満の原因にもなりますが、認知症や癌との関係も言われ始めてきました。
最初にも書きましたが、何事にもバランスが大事だと思いますので、極端では無い範囲で、皆さんも糖質の摂り方を見直してみてください。