調布の美容室ヘアメークパッセージ 自宅でも出来るエイジングケアや豆知識 vol.2

2017/09/21

こんにちは!調布の美容室 パッセージ調布北口店です。

 

今週は「活性酸素」についてですsmiley

 

呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、赤血球により細胞へと運ばれ代謝(脂肪や糖分を燃やしてエネルギーに変える)が行われる時に自然発生するもので、酸素を取り込めば必ずでるものです。

 

活性酸素には、【良い働き】と【悪い働き】があります。【良い働き】は、体内に侵入したウィルス・細菌・がん細胞を攻撃・破壊してくれます。【悪い働き】は体内の正常な細胞を酸化(老化)させてしまいます。老化やシミ、ソバカス、シワ、他にも動脈硬化、糖尿病、ガン、老人性痴呆の原因にもなりますsad

 

活性酸素の主な発生理由は、

 

◯風邪をひいたり、病気になった時 : 健康な時は、活性酸素の発生を抑えたり、活性酸素のダメージを軽減させる機能がありますが、病気になると機能がうまく働きません。

 

◯紫外線 : 紫外線には、人体にとって有害な物質は含まれているので、有害な物質から体を守るために活性酸素が発生します。ちなみに、シミは紫外線から体を守るためにメラニン色素が出て、色素が残ってしまった場合に出来る物と皆さんは思っていますが、もう少し詳しく言うと、紫外線を浴びることにより活性酸素が発生した時に、肌細胞が活性酸素によって酸化することを防ぐためにメラニン色素が活性酸素を引き受けて酸化するためです。

 

◯タバコ : タバコを吸った場合タールが肺に入ります。体はタールを異物と判断して、排除しようとして活性酸素を発生させます。もう一つは、タバコの煙そのものに活性酸素の1つである「過酸化水素水」が含まれています。「過酸化水素水」は、消毒殺菌剤や漂白剤に使用されています。つまり、タバコを吸うことは活性酸素そのものを摂取することです。

 

◯電磁波 : 電磁波は波長の短い方から、γ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線、電波等に分類されます。波長の短い、γ線、X線、紫外線の方が活性酸素を発生させます。放射能に被爆した場合、ほとんど、放射能により発生した活性酸素により、身体に損傷を与えます。

 

◯ストレス : ストレスを受けると、ストレスに対抗するために副腎皮質ホルモンが分泌されます。この分泌と分解の過程で活性酸素が発生します。また、ストレスで緊張が続くと血管が収縮するため、一時的に血流が阻害されます。その後血管が拡張し、血液が勢いよく流れるときにも、大量の活性酸素が発生します。

 

◯過剰な飲酒 : 適度な飲酒は百薬の長とも言われるとおり良い効果をもたらします。ストレスを解消して気持ちを高揚させたり、ぐっすりと眠れたりするなど、飲酒の効果は楽しく心地よいものです。

しかし、過剰に摂取することで肝臓の働きは忙しくなり、多くの活性酸素が発生します。

適度な飲酒というのは肝臓に負担をかけずに良い効果だけを得る量のことで、過剰な飲酒は肝臓に重い負担を与え、アルコールを異物として認識し、大量の活性酸素を発生させるのです。

 

◯過度な運動 : 普通に呼吸していても活性酸素は発生します。だから過度な運動をして大量に酸素を吸う事になれば、活性酸素も大量に発生してしまう事になります。

ただし、有酸素運動は抗酸化酵素(活性酸素を無毒化してくれる酵素)を増やす事もわかっています。ストレスを感じないで長時間出来る、そんな運動を目指しましょうlaugh

 

以上、活性酸素を発生させると言われている代表的な理由です。

活性酸素は普通に呼吸していても発生します。過度に気にしていても完璧に対応することなど難しいですよね。でも、知らなくてシミ、ソバカス、シワ、もしくは動脈硬化、ガンなど病気になって後悔もしたくはありませんよね。

 

普段の生活の中で、無理なく出来る事から気をつけることが大切だと思います。

 

ちなみに、パッセージ調布北口店のスタッフは、エイジングマネジメントとして、普段の食生活でも気を付けている事もあるので、ぜひ一度話を聞きにいらしてくださいねwink

 

次回は、出来てしまった活性酸素の対策です。